企業行動規範

企業行動規範企業行動規範

企業行動規範
:ステークホルダーへのお約束

私どもの第一の責任は、私どもを信頼してチャンスをくださる、すべてのお客様に対するものだと確信しています。

① お客様のニーズを的確に受け止め、叡智、ノウハウ、技術力、ホスピタリティーを組織的に結集させるとともに、個々人の多様な感性を持ちより、新たな価値を有する魅力的で洗練された「建築物・サービス」を追求します。
② 建物のライフサイクルを通してお客様をサポートすることで、社会的資産としての価値を持続させます。
③ お客様、お一人おひとりのニーズに応えるにあたり、私どもの行なうすべての活動は質的に高い水準のものでありたい。その水準を、常に最良の状態で提供するため、私どもは柔軟性を持ち前向きに改善・革新を継続していきます。
④ 適正な価格を維持するため、私どもは常に製品原価を引き下げる努力を継続します。

私どもの第二の責任は、共に働く仲間に対するものです。―共に働く男性も女性も―

① 共に働くお一人おひとりは個人として、多様な人格・個性が尊重され、その尊厳が認められ、安心して仕事に 従事できるようにします。
② 待遇は公正かつ適切でなければならず、働く環境は清潔で、整理整頓され、かつ安全に配慮します。
③ 共に働くみんなが自己実現と、家族に対する責任を十分果たすことができるよう、ワーク・ライフバランスに配慮します。
④ 共に働く仲間が楽しく働けるように、積極的に提案を発言できる環境・雰囲気をみんなで作ります。
⑤ 能力・やる気のある人々には、雇用、能力開発および昇進の機会を平等に作ります。
⑥ 私どもは有能な管理者を任命します。そして、その行動は公正、かつ道義にかなったもので、ステークホルダーに心からのハピネスを提供できるかどうかで判断を繰り返していくことのできる人材を選びます。
⑦ エシカルな調達を推進し、私どもの取引先様には適正な利益をあげる機会を提供します。その機会は、パートナーシップの構築・強化を図り、相互信頼のもと、各プロセスで「安全・品質・サービス・コストダウンの作込み」を徹底して実行しお客様に喜んでいただいて初めて、生まれてくるものだと考えています。

私どもの第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の共同社会に対するものです。

① 私どもは良き市民として、有益な社会事業および福祉に貢献し、適切な租税を負担します。
② 私どもは社会の発展、健康の増進、教育の改善等の社会貢献に寄与する活動に参画・支援します。
③ 私どもが使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めます。
④ コンプライアンス及び、社会規範を遵守し、公正、透明、自由な競争並びに、調達方針に則した適正な取引を行い、良識ある企業活動を実践し職業の倫理基準を高め、より高潔なものにします。
⑤ 企業情報を積極的かつ公正に開示するため、情報開示方針を定め、社会が必要とする企業情報を適時、適切に開示します。
⑥ 個人情報・お客様情報に関する、情報セキュリティーの維持・向上を絶えず図ります。
⑦ 反社会的勢力および団体とは断固として関係を遮断し、取引先との「暴力団排除条項」に係る覚書を締結し、徹底します。

私どもの第四の、そして最後の責任は、会社の株主の皆様に対するものです。

① 事業は健全な利益を生まなければなりません。私どもは絶えず、新しい考えを思考し、試みます。研究開発、VE、コストダウン、品質・安全確保を継続し、革新的な企画・建築物・サービスを提供します。
また、失敗は償います。
② 新しい設備を購入し、新しい施設を整備し、新しい商品・サービスを市場に導入します。
③ 逆境の時に備えて蓄積を行います。
④ これらすべての原則が実行されてはじめて、株主は正当な報酬を享受することができるものと確信しています。
※社員全員、特に経営陣は、本企業行動規範に沿った企業活動の実践が自らの役割であることを認識し、率先模範の上、ステークホルダーの声を掌握し、実効ある社内体制の確立と教育・啓蒙を行い、率先して本行動規範の周知徹底と効果的運用により、CSRの推進を図ります。本規範に反するような事態が発生したときには、経営陣自らが問題解決に当たり、原因究明と再発防止の徹底に全知全能を傾けます。また社会への、迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行するとともに権限と責任を明確にした上、自らを含めて厳正な処分を行います。